アラフォー女子のヅカヅカ日誌

宝塚歌劇団についてあれこれ書きます。

アンナ・カレーニナを観て

皆様、こんにちは!
九州南部や関東では雷雨が激しいようですが、大丈夫でしょうか?


近畿は平年では、6月7日という事で、もうそろそろですかね。
去年は6月27日だったとか・・・遅っ!


毎年梅雨時期は髪が全然まとまってくれません、
ポシブル花絵です。



さて、本日はアンナ・カレーニナを観た感想について
お届けしようと思います!


それでは、行ってみましょう~!


美弥るりかの軍服が最高すぎる

先日、wowowにて放送されました「アンナ・カレーニナ」を観ました。


まず最初のプロローグで思ったこと、それは・・・
「オー人事!オー人事!」(わかる人いるのかな?)


チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」という曲らしいですが、
まずこれが頭をよぎってしまいました…。


すみません、気を取り直して…
ま~!みやちゃんの白い軍服が似合うことこの上なし!!!


ポスターでもそのお姿が拝見出来ますが、実際に登場した時の
圧倒感と言ったら・・・!


その完成された美貌が露わになったとき、観る人誰もが息を
することさえ忘れてしまうような、この何とも形容しがたい感情。


それをハッキリと私は感じました。


そして、その瞬間それと同時に「なぜトップにならなかったんだ!?」と
残念な気持ちになりました。


歌・芝居・ダンスどれに置いてもレベルは高いですし、トップスターと
しての素質は十分にあったと思います。


トップスターになれるのは、運も実力のうちと言いますが、
たまきちくんが退団発表をした今だからこそ、まだ在籍していたら
みやちゃんがトップになってたんじゃないかと本気で思います。


バウ公演と大劇場では全然違うよ、と言う人もいると思いますが、
真ん中に立ったみやちゃんは凛としていて、とっても素敵でした。


あの姿を大劇場で観れたなら…そんなたられば話にしかなりませんが、
一度観たかったな・・・。


ここにきてまだストーリーに触れてなかった(笑)


みやちゃん演じるヴィロンスキーは輝かしい未来を約束された青年貴族将校。
そんな彼が社交界の華と謳われるアンナ・カレーニナに出会い心を奪われる。


全てを失ってでも彼女との愛に生きるという究極の愛と破滅の道へ向かう、
悲しい物語でしたが、見事に演じ切っていました。


現実世界で不倫は許せないけど、物語の世界だけなら、
ヴィロンスキーを応援出来ました(笑)





月城かなとの魅力とは・・・

そして、この公演で2番手として活躍していたれいこちゃん。
アンナの夫・カレーニンは政府高官で政治のことしか頭にない人。


アンナに愛がほしいと言われるも、自分の地位の事しか考えておらず…。
だから浮気されるんやで…と、最初は嫌いでしたが、
もう二度と会わないと言って出て行ったあと、アンナが病床に
伏せったときに会いに行くのですが、その時の包容力たるや!


れいこちゃんだからこそ出せる渋みのある深い演技でした。


どんどんお芝居が上手になってきているなぁと改めて思いました。
(昔からお上手でしたが)


海乃美月の魅力とは・・・

持って生まれた華があって、歌もセリフも聞きやすい。
そして、今回改めて目を引いたのはダンスでした。

ヴィロンスキーと愛の逃避行でイタリアのベネチアに訪れた時、
仮面をつけてみやちゃんと踊るのですが、そのしなやかで伸びやかな
ダンスがとても印象的に残りました。

裸足になって、海辺で戯れているシーンもとっても素敵でした。

最後のデュエットダンスでも思いましたが、男役さんを引き立てながらも
自分の見せ所は分かっているというような、しっかりした娘役さん。

アンナという二人の男を翻弄する役だったので、少しイラっとしてしまい
ましたが(笑)、それはくらげちゃんの演技がお上手だったってことですね。


下級生たちが有望すぎる

そして、今回特筆すべきは、下級生たちが今後楽しみすぎるという事!

コンスタンチン役の夢奈瑠音さんとその想い人、キティ役のきよら羽龍さんは
初々しさがありながらもお芝居やお歌も上手で今後の活躍が楽しみですね。

そして、セルプホフスコイ役の英かおとさんは、みやちゃんの旧友でしたが
10期下とは思えない、堂々たる演技でした。
意外にも、新公最終学年で初主演を務めるという遅咲きな方のようで、
これからの活躍にも注目したいと思います。





最後に、今回みやちゃんが主演を務めた「アンナ・カレーニナ」を
観ましたが、みやちゃんの軍服姿を観て改めて心底トップになってほしかった
なぁと思います。

しかし、月組さんには今後が楽しみな生徒さんが沢山いるので、
これからも沢山観劇したいと思わせてくれました!


ここまで読んでいただきありがとうございました!